自作納豆(その2)
2時間ほど茹でて柔らかくなった大豆に少量の市販の納豆を混ぜる。
それを保温するために電気ポットを使って設定温度を最低の60度にする。
しかし、 「男の趣肴ホームページ」 の納豆の作り方を見ると最適なのは40度程度で60度というのは温度が高すぎるようだ。
う〜む。
まぁ、いいか。
納豆の混ぜ方は「男の趣肴ホームページ」では、市販の納豆をお湯でかき混ぜて納豆菌を取り出してる。
その方が混ざりやすいんだろう。
でも、後でザルで水を切ったりする必要があるようだし、めんどくさい。
ここでは、 「サイエンスチャンネル」 の「パラケルススの科学レシピ (6)発酵食品を食べる!」で紹介されているように市販の納豆をそのまま茹でた大豆に混ぜることにする。
う〜む。
まぁ、いいか。
大豆を陶器のコップ2個にそれぞれ詰めて市販の納豆を少し入れてかき混ぜた。
「ありがとう」、「ばかやろう」と書いた紙を用意してそれぞれコップの上に置く。
温度を60度に設定した電気ポットに入れて18時間ほどたてば完成するハズ!
「男の趣肴ホームページ」によると納豆菌1個が24時間後には100兆個にまで増殖するとか。
「ありがとう」の文字を見てすくすく育った納豆菌は1000兆個とか、100京個に増えるかもしれん!
アホの子のようにナットキナーゼを浴び食いできる。
(ナットキナーゼは80度程度で死滅とのこと。)
。
。
。
18時間が経った。
いよいよ電気ポットの蓋を開ける時が来た。
ビンゴゲームで誰よりも先にリーチがかかった時のようにドキドキです。
あれ?
匂いは昨日と同程度の脱ぎたての靴下並みだ。
「俺は毎日欠かさず納豆を食べるよ、ふふん♪」と納豆健康法を自慢するオヤジでもトラウマになりそうな猛烈な納豆臭が鼻を直撃してくるかと思ってた。
粘りも昨日混ぜた納豆分程度しか無いようだ。
とりあえず、「ありがとう」「ばかやろう」両方食べてみる。
微かに納豆の香りはするものの、両方ただの煮豆だ。
思いっクソ失敗だ。
また「波動」に裏切られた!
(いや、何かが違う…と思うけど、「波動」の話ってこういう人間に都合の良い環境改善を謳ってるには違いない。)
う〜ん、ひとまず昨日と同程度の市販の納豆を混ぜてまた電気ポットに入れておくことにするか。
ちなみに、大豆のメイン利用は実験じゃなくて「麻婆大豆」にだ。
「麻婆大豆」
美味そう〜〜。
早速食べることにする。
「麻婆大豆スパゲティー」の完成!
パスタかよっ!
(「麻婆大豆ペンネ」にするつもりだったが、異次元の歪みに飲み込まれたのかペンネが見つからなかった。)
美味い!
つづく。(のか?)
あ、昨日とタイトルが違ってる。
ま、ま〜、いいか。