納豆にありがとう その1
いよいよ、大豆に「ありがとう」「ばかやろう」の文字を見せて美味しい納豆に育ててもらう実験だ。
保温は電気ポットに60度の設定があったのでそれでいくことにした。
「良い波動」の効果で納豆菌が激しく成長して完成後ポットの蓋を開けると納豆のネバネバが溢れ出てくるかもしれない。
楽しみだ。
一晩水に浸せば良い乾燥した大豆をほったらかして2日も浸してた。
もうプリップリッに膨らんでいる。
では、早速水煮にしましょう〜。
以前も大豆を煮たことはあるけど、こういう事のちょっとしたコツは忘れてしまいがちだ。
大豆の袋に書いてある説明を見てみた。
「大豆は皮がむけやすいので、かき回したり、沸騰させたりしないでください。」
なるほど〜。
鍋に移して火を付ける。
暖まるまで食パンに水を吹きかけたり、試験管のご飯に声をかけるか。
「ブォ〜〜〜〜!」
頭に何かヤバイことが起きてる子のように試験管に「ばかやろう!」と言ってると鍋が怒りの声を上げてる。
蓋を取って見てみると目一杯沸騰です。
皮が豆から離れて浮きまくっています。
ぐはっ、ダメじゃん。説明を書いてくれた人、ごめん。
このままだと皮が無くなったまま何とかくっついてる大豆も納豆菌をかき混ぜてる時に泣き別れになりそう。
ま、ま〜、「半割れ納豆」と言うことで。
つづく。