跳梁跋扈

人の不幸や大事に敏感な連中がいる。
一見そうは見えないような優しげな言葉や振る舞いと適度な叱咤激励で、大震災に乗じて浅ましい輩がゾロゾロと顔を出してくるだろう。

例えば放射線や何かの悪意などから身を守るといった、やたらと都合の良い効果を発揮する、水や浄水装置、生活用品、サプリメントやグッズ、などの販売もいつも以上に情熱的になるかもしれない。
ご注意を。



しっかし、”意識を持っていて故郷の鉱脈へ戻って穏やかになったからもう大丈夫!”、などというウランやプルトニウムの擬人化の話は、とりとめがなさ過ぎてどこがツボなのかわからない。
童話や絵本ならストーリー次第で有りかもしれないけど、幼児向けというわけでもなく現実に継続中の原発問題からのインスパイアなのだから感情移入が難しい、というか目がチカチカしてくる。
水の結晶なんかにも通ずるけど、どんなお花畑だ。