光も曲げる

中国の漁船と日本の海上保安庁巡視船の衝突した動画が流出した。
日本のメディアでは、「おそらくは誰が観ても中国の漁船が意図的にぶつけてきたと判断できると思う。」という意見が出ている。
ネット上でもそういう意見が多いように思える。
しかし中国の国民からは、日本の巡視船の問題であるとし、漁船を擁護し正当化する意見が多く出てるらしい。



以前、オカルト信者 Aと あるオカルト説について話をしてた時、Aの「有る」という主張についていくらか根拠となってる原説に近いと思われる書籍を探した。
Aの情報自体が曖昧であまり具体的じゃなかったので類似した物をまずは読んでみることにした。
しかし、いくら読み進めても一向に確定的な根拠は出てこない。
根拠は無いのに「有る」とする結論だけが確定的な内容だった。
これがAの元ネタとどの程度近い物かはわからないが、ひとまず書籍のタイトルを示し、「何も根拠が出てないよ。渡すから読んでみる?」とAに話してみた。


するとAからは、「無い、と決めつけてるからそういう結論になる。」と返事が返ってきた。


こちらは、わざわざ書籍を用意して読んだ上で意見を出しているし隠さず情報を提供している。
Aは、情報を確認できる状態になってるのにも関わらず何もせず、より正確な情報源を出すわけでもなく、もちろん考え直すわけでもなく意見も決して変えない。


決めつけてるって、いったい誰が?



(そういう目的じゃないのでどちらが正しいかはおいとくとして、)
なんつーか、価値観からくるバイアスって凄いよね。
文章があっても、映像があっても、関係無い。
なんでもネジ曲げる。