本屋で思う

岩波書店発行「科学」で疑似科学の特集がされているとのことで数日前にいくつかの書店を探し回ったが近所の書店には無く取り寄せるしかないようだ。

書店を回っていて気になったのはニュートンやサイエンスといった科学雑誌のそばに必ずオカルト系雑誌が並べられていること。

「ムー」の表紙の「オーパーツ」という文字が目についた。(読んではいない)

とりあえず学研は「ムー」をやめないかい?

「世界の謎と不思議に挑戦する」と謳うなら真面目に「挑戦」して「解明」してくれよ。

何十年間も「世界の謎と不思議をネタにする」なら科学雑誌から離して置いてくれ。(書店側の問題?)



個人としてはオーパーツとして時々登場する球形に削られた石とか水晶のドクロより現代のどこかの茂みや河原に捨てられて雨で湿っているエロ本の方が製作不可能だよ。

古代に生きていたとして、時の権力者に「どちらかを生涯をかけて作れ」と言われたなら間違いなく石や水晶を削る方を選ぶ。

オーパーツが現代の技術を超えた超古代文明の謎の遺産ならばきっととんでもなくエロい、いや、とんでもなく謎の高等印刷技術で作られたエロ本も発見されるだろう。

オーパーツの場合、その高い技術の謎とアイテムの目的の謎が取り上げられる事が多いけど、超古代エロ本が発見された場合目的は?   う〜ん、、、宇宙人との交信の儀式のため。)





『さまき隊的科学と環境と仕事と遊び』 に「2000年のこと、『水は語る』に売り上げで負けました(思い出)」という話が書かれている。



オカルトを装った書き方の科学本が必要かも。

胡散臭いほど優しくおだやかな口調で不思議を連発して不思議大好き人間の目を惹きつけるが全てまともな科学データに基づく。(必要な場面以外極力「科学」な言葉は使わない。)

もちろん1ページあたりの字数もオカルト本に合わせてスッカスカに減らして、不思議で感覚的にわかりやすい話には飛びつくが「根拠の確認」という事はしない面倒くさがり屋が面倒を感じない本にする。

綺麗な画像も散りばめる。

なんなら絵本。

著者の肩書には科学、医学(健康)、環境(エコロジー)、セラピスト(心)などを組み合わせて付けておけばいい。





ダメか。