脳の中の脳
YOMIURI ONLINE
『「先読み」能力、脳の前頭前野が深く関与…東北大解明』
「将棋やチェスなどで瞬時に数手先まで読むといった「先読み」の能力に、脳の前頭前野が深くかかわっていることが、東北大大学院医学系研究科の虫明(むしあけ)元(はじめ)教授(神経生理学)らのチームの動物実験でわかった。」
脳の事は、今まで試みた事も無く慣れていない何かを新規に始める時などに、
「さ〜、シナプスよ、上手く形成して作業効率を上げてくれ!すぐに!」
と思う程度で知ってる事も少ない。
前頭前野が創作などに大きくかかわってるというなら、まっとうな創作活動はもとより、オカルトな創作もそこなんだろうなぁ。
記事の中に「前頭前野が事故などで傷つくと将来の計画を立てることができなくなったり、同じ動作を繰り返したりするなどの障害が出る。」とあるが、前頭前野がおかしくなってるとオカルトを否定しようという意識があっても否定できずますますのめり込み、そしてまた否定しようと…なんてこともあるのだろうか。
(ちょっと違う気もする。)
前頭前野をGoogleで検索すると2002年のWeb現代の「ゲーム脳が蔓延の恐怖」の記事が目に付いた。
「女たちはなぜパンツを見せるのか」
ローライズなパンツが流行って下着が見えるような着こなしをするのは脳の障害から起きていて周りに対して無頓着になっているのだそうだ。そしてそれが「ゲーム脳」と呼ばれる物だと説明がある。
わははっ、凄く面白いな。この記事は読んだこと無かった。
どうでもイイ話だなと思いつつ、どう考えても無頓着な人は流行のファッションなど追いかけない人の中にいるだろうにね、なんて考えてしまう。
何を「周りに対して無頓着」と見てそれをゲーム脳と言うのか、バカバカしく考えると笑える。
通路のど真ん中に集まっておしゃべりをしている高齢のおばさん達はゲーム脳だらけなのかもしれないなぁ。
年齢的にさぞかしゲーム歴が長いのだろうから「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」のCMなどを見て、
「また任天堂はマリオ頼みかよ!」
とマニアな話をしてるのかもしれない。
井戸端会議はいいから、まずは人の行動を先読みして道を空けろ。