黙して待つ

『海王星並みの系外惑星系をESOが発見』

2006年05月19日12時34分

「欧州南天天文台(ESO)は、海王星並みの質量しかない三つの惑星が回っている惑星系を太陽系外で発見したと、18日付の英科学誌ネイチャーに発表した。最も外側の惑星には生物が生息できる環境が整っている可能性があるという。」





昔と違って最近は恒星より暗くて発見しづらい惑星も徐々に見つかり始めている。

今回見つかった惑星は地球型惑星かどうかまだよくわかってないようだけど、いずれは「これだ!」って感じに生命の存在する可能性を(強く)持つ地球型も見つかるのもしれない。



途中怠けてやめていた時期もあるけど「砂漠の巫女」になってから数年たつ。

地球外知的生命体探査のSETI@homeというクライアントソフトがBOINCという様々な解析プロジェクトに参加できる管理ソフト上で動くように変わったことで流れたニュースを見てまたムラムラとやる気が出て再開したのだ。

その解析のCreditがやっと20000に迫ってきた。

(20000と言う数字がSETIの解析にどの程度意味するかはまったく実感できないが、キリの良い数字として。)



ひょっとすると宇宙のどこかで同じく「砂漠の巫女」となって遠くからの情報を見つめている生命体もいるかもしれない。

お互い静かに宇宙からくるデータを見つめ、そこに「何か」を見つけようと必死だ。



地球「・・・・・。」

どこか「・・・・・。」



おいっ!

どっちかが声出せよ!



ぐはっ、そうだよなぁ〜。

地球からはまともに「声」を出してないもんな。

厳密には「あいさつ」をいくらか宇宙に送り出した事もあるし、通常でも地球からは光や電波がはだだ漏れには違いないが、宇宙時間的に長期に渡って強力なメッセージを送り続けているわけじゃない。



国防省の「UFO(地球外生命体の乗り物)はねぇ〜よ。(今のところ)」発表を見てみる。



「UFO目撃報告は、大作映画の後は多くなりますね、ハイ。「未知との遭遇」や「インディペンデンスデイ」の後は大変多かったでげす、ハイ。」



全然、現実の宇宙と関係無いじゃん。。。

頼むよ!UFO大好きオカルト系の諸君!

君らが妄想に励まず団結して「現実」を一生懸命がんばれば「あいさつ」ぐらい送り出す事ができるかもしれん!



もっとも普通に考えて何らかの「思惑」を持たず、表裏の無い地球外知的生命体が「こんにちは〜。」と明るい笑顔でやってくるとは思えない。

ハキハキと異様な明るさを醸し出しつつ「良い話」や「綺麗で不思議な話」を並べる知的生命体の場合、オカルト系諸君はまさにそういう相手の格好のエサだしな。