試験管シェイク

さぁ〜て、そろそろ試験管を掃除しましょうかぁ〜。

「波動注意報」で行っていた「ご飯に声かけ実験」でご飯を詰めていた試験管だ。

3ヶ月間細い試験管に詰まっていたご飯が簡単に取れてくれるかとても心配だ。

そういや、比較的変化の少なかった3本の試験管はご飯を詰める順番の早いものだけど、フタもコルクじゃなくてシリコンだったなぁ、関係あるかな〜?なんて思う。



「ブンッ、ブンッ、ブンッ!」



片手で持って振ってみる。



「スポッ!」



おぉ〜、緑色のカビが生えていた試験管からご飯が抜けた。

しかし、変化の少ない3本、黒、白、褐色に変色してるのは抜けない。

緑が大部分で一部が褐色になっているものも抜けない。

さらにブンブン振ってみる。

やはり抜けない。

シェイカーのように両手で持って振ってみる。

抜けない。

体ごと振る。

まったく抜けないし、ご飯は揺るがない。

む〜。

白、黒、緑の匂いはカビの匂い。褐色は熟してるような匂いがする。

とりあえず、バケツにパラダイス・ウォータァーを入れて試験管を沈めておくことにする。



「ゴポゴポッ」



と、沈めた試験管に水が入ると水面から「ポワンッ」とカビ(胞子)が煙のように出た。

一応、試験管を買った時に掃除用の道具も買ったけど先端に細いスポンジが付いてて洗うものなのでこびり付いたご飯にはちょっと辛いかもしれない。

少し水に浸して割り箸でも突っ込んで取ることにするか。



取り出した緑色のカビを残しておいて次の実験の時にあらかじめご飯にまぶそうかと思ったけど「食パンに水かけ実験」のように変化が無かったらつまらないし、ご飯の変化も見づらくなりそうだからやめとくか。



試験管とフタは綺麗に洗った後、熱湯消毒でもして再び実験に使おうと思う。