自ら作り上げる固い壁

サイト「波動注意報」で連絡を入れた学校の話だが、連絡を入れてから8日たってから返事が来た。

学校長の話していた「水の結晶(波動)」に対してネット上のいくつかの批判的な意見を読んだ感想などは無く、適当に話をごまかそうとしてるが見え見えの言葉しか書かれていなかった。



その返事のメールには他に、



「なお、今後ご意見をいただける折には、フリーメールでないアドレス、ハンドル名でなく本名にてご意見下しますようお願い申し上げます。」



という文がある。

ふむ、なるほど。

その文からはどの程度主張したい意見なのかはさっぱり伝わってこないが、こういう意見自体は今まで連絡を受けた人も考えたことだろうと思う。

K2 もそういう意見がたくさん来るかと思ってたのだが、実際はこの学校が初めてだった。



これについてはホームページ活動前から考えてることだ。



■ そもそも立場を利用した活動ではない。

学者や教育関係者や法律関係者などの立場から意見を出すなら立場を見せる必要もあるだろう。



■ 活動は「嫌がらせ」ではない。

嫌がらせであったり、返事しても返事に答えず一方的に意見を押しつけられるなら氏名も宛先も不明なら腹立たしい事だろうが、こちらは双方がコミュニケーションを取ることを前提として活動している。



■ ハンドルネームであろうが、フリーメールアドレスであろうが、一人の人間から「意見が有ること」に変わりはない。

(嫌がらせならダメだが。)



■ メールを送るより、手紙を郵送する方がよほど身元不明にできる。

(フリーメールアドレスであっても。)



■ 活動のキッカケは、「波動ビジネス」に誘われた事と、「波動ビジネス」によって「身内が迷惑をしている。」からだ。身内が迷惑してるのに身元を明かすのはどうかな?

個人情報を知った連絡先の団体(例えば学校でも)は情報を守る責任を持つのか?





これらは、ホームページを作成して活動を公にする事に対して考えたことだ。

だから、ホームページ作成以前の活動には本名を使っている。



しかし、ま〜、意見が出たこともあり、その学校の曖昧な返事に対してもう一言聞こうと思って数日前に本名とプロバイダーのメールアドレスで意見を出してみた。



「返事が無い。」



オマエら返事を返す気が無いなら、グダグダ言うなよ。



一度にいろんな相手と連絡を取り合うのは処理できなくなるかもしれないと考えて活動を止めて待ってるのに。





固く口を閉ざすのは、「校長という立場なのに浅はかな考え・知識を見せてしまった。」という事なのかもしれない。「間違ってたのはわかったが、間違いを認めたくない。」という理由かもしれない。

そうではない別の理由かもしれない。知らん。



しかし、生真面目な人で、その生真面目さが悪く出てるのかもしれない。

マジメ故に自分で「固い壁」を作り、その壁の中でジレンマによって歪んだマジメさになってるのではないだろうか。

その人にとって壁を破れず歪んだ自分を救うのが「波動」や「波動の関わる綺麗に思える話」であったり「信仰」であったりするのかもしれない。

自分で作り上げた「固い壁」に打ちのめされて「何か」に救いを求めてるわけだ。

「波動のグッズを生活に利用すれば。」

「全能の神を拝めば。」

「不思議な現象の話を言われた通り信じれば。」

自分で悩んで答えを出すより「簡単」な事ばかりだ。



この学校長は「また」自分を変えるチャンスを失ったかもしれないね。