TOSSの人からのメール
「さまき隊的科学と環境と仕事と遊び」 様の記事に「波動注意報」の事が取り上げられていたので見てみました。
その記事に対してTOSS関係の方から、
(注:そのメインの部分)
「3年前に「水からの伝言」を教材として扱わないという基本方針が出されました。ただ、TOSSランドには依然HPが残っていました。
そのため、残ったHPを削除するよう依頼し、現在は残っていません。
その点をご理解いただきたいと思います。」
という事をメールで頂いたようです。
このブログや「波動注意報」の「活動状況」を見てもらえばわかると思うのですが、一応書いておきます。
え〜〜、確かに以前TOSSで水の結晶話が問題視された事があるような話を見たことはありますし、その当時は関係指導書へのリンクはTOSS自身によって削除があったのかもしれません。
(一連の記事へのTOSSの表明は発見できなかったので実際どうだったのかはハッキリしません。)
しかし、去年〜今年にかけて私が活動を初めた時からTOSSに複数の水の結晶関係の指導書へのリンクは有りましたし、TOSSにそれについて働きかけても返事も対応も無かったのが事実です。
私がその指導書の筆者に直接働きかけて指導書のリンク(あるいは指導書そのもの)を削除していただきました。
(正確には突然の連絡でやや強引とは言え、筆者に問題点を上げて、判断を再考して頂いた形になるでしょうか。)
実際に現在でもTOSSにはその水の結晶の指導書への「リンク」は残っています。
そのリンク先の指導書はすでに無く、私が見た時は削除された後のようだったので指導書の筆者に対しての働きかけなどはしていませんが、TOSSには連絡をしてあります。
指導書そのものはその指導書の筆者のページにあるわけですし、TOSSが自身の判断だけで削除できるのは「リンク」のはずです。
リンクが残ってると言うことはTOSSが動いて無いということでしょう。
ちなみに私がTOSSの指導書について筆者に最後に連絡を入れたのは「波動注意報」の「活動状況」の2006年1月24日ですが、現在は削除されている(ハズの)この指導書ファイルの最終更新日は2005年12月29日となっています。
TOSSで公開(リンク)されたのがいつかはハッキリしませんが数ヶ月以上前とは考えにくいのではないでしょうか。
つまり、メールに書かれているように以前、TOSSで問題視していたにも関わらず、現在(あるいは昨年12月時)、同様の指導書を通す程度の審査である、ということですね。
筆者の中にはTOSS同様、連絡を入れても返事も対応も無い方もあり、小学校の先生のようでしたから該当地区の教育委員会へ連絡を取り対応して頂いた事もあります。
(先生とは言え、個人に対してあまり強引な事はしたくないのですが、お考えの修正が無い場合はこれからも授業などで利用される可能性が考えられるので教育委員会への連絡をさせて頂きました。)
(こちらからはメールでの連絡となりましたが、筆者がメールを確認してなくて対応が無かったということでは無く、メール連絡後に筆者のメールアドレスが変更(無効)になってる事例もありましたから、意図的に返事を返さなかったのだろうと推測されます。)
私自身はTOSSの求める物が「意味の無いこと」とは思いませんが、法があってもマニュアルがあっても車の事故が起きるように、一定の成果を出しやすい教育法則があったとしても結局はそれを実践する教師の能力次第になるだろうと思います。
教育法則化は「気軽さ」「手軽さ」ではなく、あくまでもちょっとしたサポートであり、教師自身の研鑽が楽になるということでは無いと思います。
近所のおじさん、おばさん、あるいは父兄家族と教師との違いは?
学問が学問である事にはいくつかの重要な事柄があると思うのですが、中でも大事なのは「修正力」だと思います。
正しいと思っていた知識・情報が誤ってる事に気づいた時に修正できる力にこそ現代の学問の意味があると思います。
(むろん、何が正しいか見極めるために調べる積極的な行動や、比べたりするための自分の願望では無い公正な視点も必要だと思います。)
教師と身の回りの一般の大人との違いは、大学などを経てそれなりの知識を身に付けて学校で子どもに対して仕事をしてるかどうかではなく、「修正力」「情報に対して調べる積極さ」「公正な視点」を一般より強く持ってるかどうかだと思います。
その点でTOSSは「正しい」教育への力が非常に弱いと感じます。
人は誰でも間違えますから、いつまでも過去の話を責め立てる気は無いのですが、水の結晶話が生徒に影響を与えていたとするとその修正をするのは容易ではない可能性が高いと思います。
この話に問題が含まれている事に気づいた教師は、数年前に自分が話した生徒のところへ行き自分の間違いを伝えるでしょうか?
TOSSに関係している教師の方がTOSSを擁護したいのは分かりますが、ならばこそ、TOSS自身にこのような問題に対して、例えば問題のある指導書の連絡を受ければ検討してホームページのトップで表明するような「修正力」を見せる事を働きかけてはいかがでしょうか?
さまき隊的科学と環境と仕事と遊び
『TOSS−波動汚染を広げる「日本の恥」』
追記:
「波動注意報」の「日本の恥」のTOSSページにも追記してあるが、この記事を書いた数日後には上記に記した検索リンクページは削除されたようです。
それが誰の意向によって削除されたのかはわかりません。
この記事を読んでTOSS関係の方が動かれた事なのかもわかりません。
元々、「さまき隊的科学と環境と仕事と遊び」の記事は「波動注意報」を見ての記事なわけですし、TOSS関係者が「水の結晶」を問題視することと「波動注意報」のTOSSに対しての活動のベクトルは同じなのだから、こちらにも意志を見せるメールなどをしてくれるとありがたいものですけどねぇ。
不思議な人たちだ。
── コメント追記(2010年6月15日) ──
(はてなの仕様上他サイトからの移転時にコメント・ログを読み込めなかったため。)
こんにちは。
(以下、内容が気に入らなければ削除してください)
TOSS批判のサイトをよく目にするのですが、
ただの「憂さ晴らし」にしか見えないのですが・・・
「先生、余計なことを言う前に、うちの子が勉強できるようにしてくださいよ」
というのが小学生を子に持つ親の気持ちです。
学校の先生がしっかり勉強を教えてくれないというのは、
現在、塾に通う子供が多いことを見ても一目瞭然でしょう。
どのサイトを見ても「水からの伝言」に関する批判ばかり。
このことって、そんなに大きな問題なの?
そんな批判をしているヒマがあったら、他にやることはないの、先生?
と、学校の先生に言いたくなるのです。
ここでそんなことを書いても仕方のないことですが、
ブログの内容が不愉快でしたので書かせていただきます。
2006/08/19 7:25 AM |
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コメントありがとうございます。
管理のK2です。
ご返事が長くなりそうでしたのでブログの記事として「「TOSSの人からのメール」へのコメントへ」(2006.08.19)へ書きました。
K2 | 2006/08/19 4:00 PM |