口を開けるヒナに苦いエサを

サイト「波動注意報」ではオカルト・ニセ科学の「波動」に公的機関などが迂闊に関わった時に正しい情報を持っていないと考え、注意連絡を入れている。

最近は、「水の結晶(波動)」を授業で利用している教師(または学校)に連絡を入れることが多い。



人から意見が有った時は、例え自分の「信じてる」事に反していてもまずは意見を聞き、調べて確認をするべきだろうと思う。

もちろん、まったくの個人の個人的な場合は何か言われる度に調査・確認というのはなかなか手間のかかる事で簡単にできないかもしれない。

自分の勝手だろう、という考えもわかる。

しかし、教師なら別だ。

教師である自分の仕事という意味でも、生徒に対して誠実に教育を伝えるという意味でも、実際に授業に利用してる事などは時間を作り、調べる事に意義があるだろう。

それにも関わらず、連絡に対して何も対応をしない教師が多い。

比較的最近連絡を入れた小学校もまったく対応を見せなかった。



そこで、その小学校地域の教育委員会へ連絡をとった。

即日、サイトを閲覧してたようだったが、数日たった今日に小学校のサイトから該当する記事が削除された。



相変わらず、小学校からは返答が無いからハッキリはしないが、おそらく教育委員会が動いたのだと思う。(教育委員会には最初から返事は求めていない。)

教師(学校)、教育委員会にこちらが入れた連絡は内容的には同等のものだ。

教師自身が最初から話をマジメに受け取っているなら自分から行動できたハズだ。



「素直になって人とのコミュニケーションを大事にする」事を諭す教師自身が一番素直じゃなく、コミュニケーションを大事にしてない事を見せている。

有象無象の意見の1つには違いないが、なにもかも軽くあしらえば良いというものではない事を理解するべきだね。



突然の連絡で良い思いをしていないのはわかる。

しかし、これを機に教師は、「自分が水の結晶(波動)に捕らわれてしまったのはなぜか?」、「素直になって人とのコミュニケーションを大事にするとは?」、「自分に欠けている物とは?」、「生徒に伝えてしまった事は?」を真剣に考えていって欲しいと思う。