茶色で高波動・高妄想

以前、オカルト・ニセ科学系「波動」を調べていて名前は見かけたがその時はサイトを用意する事も考えてなかったし気にしていなかった。

見かけた時も「以前の話」って気がしたからかな。

しかし、調べてみると現在も続いてた。うは〜。



スジャータめいらくグループ

「波動医科学総合研究所」



なるほど〜、現在も波動を転写しているとする商品が売られている。

すべての商品に「波動」が謳われているわけではないが、利用している可能性はありそうだ。

1996年に設立されたというこの研究所はいったい何を研究してるんだろうか?

「無い」物をどうやって調べているのだろう?

「無い」物をどうやって商品に利用してるのだろう?



研究所の波動についての解説を見てみると、



「人間をはじめとしてあらゆる物質は、原子レベルで固有の微弱磁場をもっており、それが人の状態を左右していると考え、研究がされています。」

「現代科学ではまだ解明されているものではありませんが、(〜略)」

「そして、転写器と呼ばれる器械で人の波動情報を記録した水のことを、”情報水”と呼びます。この情報水を、転写した本人が飲むと自己治癒力が高まるといわれています。」




と、ま〜、良くある程度の「波動」の説明が書かれている。

企業としてより良い商品開発のために未解明なものを研究する姿勢は必要だろう。

しかし、研究するなら当然それを研究できる人員が必要ではないか。

原子の話などを出してるのだからマトモな物理学者あたりが研究所員にいなければイケナイと思うのだが。(もしくはマトモな機関へ委託。)

現代科学で解明されてないと言ってるのにそれを数値にしたり、転写したりできるという装置に疑問を持つ研究所員はいないのだろうか?



「長期間の修行に疲れて休息していたお釈迦さまに牛乳をさしあげたというインドの娘の名前「スジャータ」からつけました。」



というコーヒーなどに入れるクリームの容器が茶色なのは、茶色の容器が一番食品が劣化せず波動の数値が高かったからだそうだ。



ネットで調べると連絡を入れておけば名古屋本社にある研究所の見学などもできるらしい。

(現在も可能か、誰でも可能かは知らないが。)

世界各国の波動測定器が展示してあったり、波動測定もしてもらえるようだ。

お近くの方は朝日新聞社 雑誌「AERA」2005.12.5号などを持って見学をしてみてはどうでしょう?





スジャータのめいらくグループ

「特集」「通信販売 三隅の潤水」