オカルトがあふれだす
自然食品農場「次世紀ファーム研究所」で小児糖尿病の少女が適切な処置をほどこされず、死亡したことに対して少女の両親が損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起した。
以前、代表の堀洋八郎氏は神のお告げを受けて、真光元神社神道真光元会という宗教の代表だったようだ。
その流れの自然食品農場ということだろう。
健康滋養飲料「真光元」というのもある。
これもまた宗教といった信仰から科学用語まで取り込んだカルト的商売だ。
元になる「光合菌」は東西の医学にも、地球上の自然にもなく、様々な病気の予防・治療に効果があると主張されている。
現代医学では認めてしまうと医学理論が根底から覆されてしまうから認められないがやがては、といった感じのいつものカルト系商法の謳い文句もある。
「まだまだわからないことだらけの現代科学(医学)では認められていないが有る物はある。あるのだからそれを利用していこう。」
といった謳い文句に惹かれて近づくのはバカだと認識しよう。
そんな物で大きな効果を生む物は残念ながら無い。
もし、そんな物があると言うなら、利用する前に証明しよう。(証明させよう。)
今回の事件は、このような商売で人を騙してる人間たちが悪いには違いない。
しかし、少女の両親の考えがもう少しシッカリしていれば防げたことでもあるだろう。
犯罪は先にやってくる。
法で裁けるとしてもそれは後からになる。
そして、このように夢のような効果を持つと謳うオカルトはこれからもいくらでも出てくる。
科学を超えた何か
を気軽に謳う連中には十分注意しよう。
というよりバカにしてやれ。
「波動」もね。