ボク、頭がお弱いのです

以前から、菊池さんの「kikulog」を拝見させていただいていたから、「ニセ科学」シンポジウムの話は知っていたが、asahi.com に記事が出ていた。(朝日新聞夕刊にも出てるようだ。)

今年3月30日に愛媛大で「ニセ科学とどう向き合うか?」というテーマでシンポジウムが開かれる。

シンポジウムは「ニセ科学」全般的な話だが、波動系の話は菊池さんのコメントとして記事に出ている。



「「水に優しい言葉をかけると美しい結晶ができる」などとする珍説が、小学校の授業で紹介されている。」



kikulogのコメントを読んでいると、



古館一郎(年末の細木数子番組)

稲垣吾郎

倖田來未



が「水の結晶(水からの伝言)」の話を肯定的に語っているそうだ。



可哀想に頭がお弱いのですね。



波動が存在するなら倖田來未の音楽スタイルや古館一郎のしゃべりあたりはどう見てもマイナス波動に分類されるだろうと思うけどね。

ま、実際は頭がお弱いというより「水の結晶」の話が、物珍しさ・綺麗な表現などでさりげなく浸透してしまうということだ。

(もっとも上記の人間に物事を懐疑的に考える力が足りないのも確か。自己演出のためならなりふり構わず金が好きってことだ。)



そのさりげなさで学校教育などにも入り込んでくる。

教師も保護者も一網打尽だ。



みんなで狂えば怖くない!!



狂ってればそりゃ、怖くないだろう。ぷははっ。

「水の結晶」の話などはまさしく人を狂わせる可能性を秘めている。そして狂ってるように見えづらい性質もある。

オウム真理教のように攻撃的で無い分、大事件になって姿がハッキリするとは限らない。

自分は大丈夫でも、周りはわからない。

バカバカしいことには違いないがほっとかない方がイイと思うよ。





kikulog



asahi.com

ニセ科学」どう向き合う 物理学会、3月にシンポジウム