鯨を食う!
鯨の竜田揚げが美味い!
K2は魚屋で半額の鯨肉を見つけるとついつい買って竜田揚げを作ってしまう。
他にもいろいろと料理法はあるんだが、簡単なのもあっていつも竜田揚げだ。
その魚屋で売ってる鯨は「鯨」としか書いてなくてどの種類の鯨だかさっぱりわからない。
ミンク鯨とかなら多分「ミンク鯨」と買いたほうが購買意欲をそそるだろうから、近海のイルカに毛の生えたような鯨なのかもしれない。(見た目も値段から言ってもミンクじゃないやね。)
最近は、マッコウクジラが増えてきた、というか増え過ぎてきたようで座礁して海岸に打ち上げられたとニュースで見る事も多い。
Sankei Webを見ると、平成16年に確認された鯨の座礁は103件123頭だそうだ。
座礁の理由はいろいろ考えられるが、水産総合研究センターの小松正之理事はなにより「増えすぎ」が原因と断言している。
平成16年の座礁した鯨123頭は埋葬したり、海に戻したり、サンプルとして学術利用されたとあるが、小松氏は「鯨の種類や衛生面を調べる必要があるが、、、食っていいんじゃね?」と言っている。
食いてぇ〜〜〜!
死んだ鯨の処理に何千万もかけるなら食おうよ。
独立行政法人 水産総合研究センター 開発調査部(JAMARC)を見てみた。
平成15年1月16日付けの「鯨由来食品のPCB・水銀の汚染実態調査結果について」を見ると、「D.結論 1.実態調査結果」に、
「調査捕鯨で捕獲されているヒゲクジラや一般市場に流通している南極海ミンククジラなどは汚染濃度が規制値より低い。
ハクジラ類(ツチクジラやイシイルカ、コビレゴンドウなど)やマッコウクジラは、脂皮では主にPCBが、筋肉では主に水銀がともに高く蓄積されている。」
と書かれている。
なるほどなぁ、種類や部位によって汚染状況が違うのか。
「まとめ」には、
「生原料としてのミンククジラなどヒゲクジラ類の赤肉はPCB及び水銀汚染も少なく、食用できると考えられるが、特にハクジラ類の皮部や内臓は汚染が多く、食用とするには何らかの摂食指導が必要と考えられる。」
「ハイリスク群である多食者については、鯨摂取による総合的なリスクを考え、鯨食の回数の低減や毎日摂取し続ける者には1日摂取量を100g以下に押さえることを提案する。」
と書かれている。
あまり多く摂取するのは良くないのか。
さすがに竜田揚げで200グラムも300グラムも食ってる事は無いだろう。
と言うよりあの魚屋で売ってる鯨はどの鯨なんだ?
表示しておけよ!
開発調査部(JAMARC)の資料を見ていると「メルルーサ」なんて魚も出てくる。これはマクドナルドでフィレオ・フィッシュに使われてるらしい。
簡単な魚の画像と紹介が出ている。(紹介というほどでもないが。)
時間をかけてじっくり見ると面白かもしれないな、ここ。
(海外のマクドナルドはホキ、メルルーサを原料にしてるらしい。日本はアラスカン・ポラックというタラの一種が原料とのこと。どっちが美味いのかな。)
独立行政法人 水産総合研究センター
開発調査部(JAMARC)
Sankei Web
クジラ 相次ぐ座礁、昨年123頭 背景に増え過ぎ?
── コメント追記(2010年6月15日) ──
(はてなの仕様上他サイトからの移転時にコメント・ログを読み込めなかったため。)
多分三陸のイシイルカでしょう。
2006/02/21 11:17 PM |
コメントありがとうございます。
はじめまして、K2 です。
> イシイルカ
あ〜、確かに名前にイルカと付いてるのかもしれませんね。
それなら名称を表記するのに躊躇する気もわかります。
静岡県や 千葉県(銚子)などのように食品店に普通にイルカが売られてる地域なら別なのでしょうけど。
安くてお客がいっぱいの魚屋なので名前を聞くチャンスを逃しています。
(忘れているというのも。。。)
K2 | 2006/02/21 11:41 PM |