インテリジェントなゴミ

12月20日に米ペンシルバニア州でジョン・ジェーンズ裁判官が、



「あっと言わせるようなくだらなさ。」 (Excite訳)



と公立高校の生物学クラスにインテリジェント・デザイン論を導入する事に対して違憲の判決を出した。



しかし、教育委員会が導入を進めようとして一部の親が訴えたってのがなんだか凄い話だねぇ。

ま〜、導入を決めたカンザス州のこともあって、どうなってんじゃと思ってたけどまともな意見もあるというのは良いことだ。



キリスト教系メディアでは報道されてるのかな?見てるとこには出てないが。

(もっともどのサイトがまともな報道をするとこなのかすらハッキリしないが。)

そこには以前はインテリジェント・デザインについて、



「多くの未信者に伝えるための強力な武器を手に入れたことになる。」



と出ていた。

どういう判断か、今はその記事は掲載されていないが少なくともそう思ってるキリスト教信者がいるってことだね。

(テキストは保存しておきました。それ以外のインテリジェント・デザインの報道は掲載されているんだがなぁ。)





対岸の火事のように一般的には宗教に重みの無い日本には関係無さそうな話だけど、インテリジェント・デザインを持ち出しているカルト的集団はすでにある。(一部の人だとは思うが。)

「波動」に絡んでる人だったりもするのでさらにこじつけた変な話が広がる可能性も無いわけじゃない。

アメリカって変な国だね、なんて笑ってられなくなるかもしれないよ。

ヘンテコリンな教師もいることだし、学校から戻ってきた子供が、



「神様からの波動で人間は進化してきたんだよね。」

「神様からの良い波動を受けて幸せになりたい。」




なんて言い出すかもしれない。

神様がいないと判断もできず、幸せにもなれないのかい?

人間とは自立のできない不自由なものだね。







K2が神様なら「何かを消費することで生きていく」じゃなくて「何かを生みだす事で生きていく」という世界・生き物にするけどなぁ。



ゴミだらけになりそうだ。