ニューエイジャーはネギを背負う
フリー百科事典Wikipediaでニューエイジを見ると、
「ニューエイジ=新しい世界がやってくるというものである。基本的には、伝統的な教えの中から、古くて役に立たない教えを廃し、真の意味での教えを明らかにしようという運動である。」
と出ている。これは全然嫌いな考え方ではない。と、言うよりむしろ興味をそそる。
「ニューエイジとは物質的な思考のみでなく、超自然的・精神的な思想をもって諸学問に対して批判を加えようとする運動。」
今見ると超自然的と言うところに引っかかりを覚えるが、昔からK2自身少なからず影響を受けてるはずだ。(元々 超能力やUFO、幽霊の話は好きなので。)
キーワードを見てみると、
・すべてでひとつである。
・偶然というものは無い。
・人には無限の潜在能力が備わっており自分で自分の現実を作る。
などといくつかある。
どんどん、怪しくなってくるな。
そういえば、超自然的な話が好きだったK2もチャネリングだとかシャーリー・マクレーンには反応が薄かったような記憶がある。
諸学問に対して批判を加えようというのは、諸学問を知った上で問題点を提起すると言うことだから、つまりニューエイジはいろんな学問や社会的、宗教的なものを統合してその上でそれ以前の考え方に批判的でいこうと言うことか。
新しい考え方を持つというのは非常に興味を覚えるし、古い考え方に縛られないと言うことも大事だと思う。
が、ニューエイジと言う考え方は残念ながらもうとっくに終わってるな。(最初から?)
そもそも、「考え」というのは物事を分けて区別し、分野のエキスパートによって研究しながら発達するもんじゃないかな。
(エキスパートじゃない自分も正しい知識を判断して得ていくうちにエキスパートに向かう)
それぞれの分野で研究して照らし合わせるからその整合性の正誤の結果に信頼性が生まれると思う。
なにもかも統合してしまうとバックボーンが「すべて」なんだから、整合性に問題がある時は単純に「すべて」からつじつまの合う部分を取り出してくることになる。
なるほど最初から破綻してると言うわけか。
結果的にニューエイジは「新しい考え方を求める」じゃなくて「ネガティブな人たちの心のよりどころとしての逃げ場」になってると思う。
(ネガティブ・・・ここでは自分から正しい知識を判断、得ようとしない人を指す)
「波動」や「マテリア・タキオン」を見ているとまさにこれだと思うなぁ。
そうして、
「自分にとっては小難しく思える(行動を起さないからいつまでたっても小難しい)既存の社会以外の何かの希望を求めるが自分からは動かない人たち」
はニューエイジ(既存の物ではなく、新しい)と銘打つ商売のエサとなっていくわけだ。
── コメント追記(2010年6月15日) ──
(はてなの仕様上他サイトからの移転時にコメント・ログを読み込めなかったため。)
マテリアタキオン・・・もしかして買ったんですか?
らいらっく | 2005/12/24 1:16 AM |
らいらっく さん、いらっしゃいませ〜。
いえいえ、買ってませんよ。
雑貨屋で見かけたぐらいです。
オカルトは好きと言ってもグッズには興味無いので。
K2 | 2005/12/24 6:39 AM |