インテリジェント・デザイン
簡単に言えば「人類の進化は知的な存在に導かれてきた(知的な存在にデザインされた)」と言う話。
アメリカでは政教分離のため1987年以来公立学校で「神が生命を作った」と教える事ができなくなっている。
その代わりとして
「(神とは呼ばないが)何かとてつもなく知的な存在の知的な計画が人類の進化に関わっている。」
と、いう説を出してきた。
これがまた、ブッシュ大統領が支持したりで今やカンザス州の教育委員会などが授業に取り入れる事を決定してる。
日本でもキリスト教関連メディアなどは、
「無神論者を取り込む我々の武器になる。」
なんて事を言ったりしてる。
科学と信仰は両立すると思うけど、どうしてキリスト教信奉者は科学に入って来ようとするのか。
科学ってのは事象を解明しようとしてるのだからやがてどう解明されていくのか待ってれば良い。
信仰してる人にとってはどう解明されようが結局それは神の足跡になるわけで、やはり関係無いと思うのだが。
仮に解明の結果が聖書に書かれている事と食い違ってもそれは神の誤りではなくて神の言葉を記した人の誤りと解釈できるだろう。
単に「信用させて信者を増やしていきたい」という利欲なんじゃないかな。
カルト信仰は(盲信してるか、自分たちの利益のため)勧誘に対して非常に積極的なイメージがあるが、それらより布教に積極的なのはキリスト教なのだろう。
知り合いの言った言葉だが
「人を救う宗教と言う名が泣くね」
だ。
もっとも、政治に常に宗教が絡む日本はもっと泣ける国かもしれない。