「TOSSの人からのメール」へのコメントへ

「TOSSの人からのメール」(2006.03.31) へのコメントを頂きました。

返事が長くなりそうなのでブログの記事として書きます。


----- コメント ----

こんにちは。
(以下、内容が気に入らなければ削除してください)

TOSS批判のサイトをよく目にするのですが、
ただの「憂さ晴らし」にしか見えないのですが・・・

「先生、余計なことを言う前に、うちの子が勉強できるようにしてくださいよ」
というのが小学生を子に持つ親の気持ちです。

学校の先生がしっかり勉強を教えてくれないというのは、
現在、塾に通う子供が多いことを見ても一目瞭然でしょう。

どのサイトを見ても「水からの伝言」に関する批判ばかり。
このことって、そんなに大きな問題なの?
そんな批判をしているヒマがあったら、他にやることはないの、先生?
と、学校の先生に言いたくなるのです。

ここでそんなことを書いても仕方のないことですが、
ブログの内容が不愉快でしたので書かせていただきます。

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↓↓↓ 返事 ↓↓↓


はじめまして、コメントをありがとうございます。

> TOSS批判のサイトをよく目にするのですが、
> ただの「憂さ晴らし」にしか見えないのですが・・・

具体的な事が書かれていないので返事が難しいのですが、コメント全文からは「TOSSへの無闇な(あるいはタダの中傷的な)批判をしてるのではないか?」といった事だと思います。
まずは、このブログや波動注意報に波動反対の動機を簡単には書いてありますが見つけづらいと思いますので少し詳しく書きます。

私の家の古くからの知人から、
(1)私の祖母(認知症)へ波動関連商品の継続的な販売があった。
(2)私自身へ波動ビジネスへの誘いが来た。
その事から波動というものを調べました。そして波動が神秘主義志向を持つ人を対象としながらそれ以外の一般にも普及してきたニセ科学(オカルト)の「いかがわしい商売」で有ることを確認しました。
そうして調べていく中でTOSSが全国に「水からの伝言」(波動)を広める一端になっていることを知りました。

私自身にとっては波動ビジネスから私自身と身内を防げれば良く、教師が狂っていようが小学校で児童がニセ科学を利用したいかがわしい商売用の逸話を真実と教え込まれようが現時点では直接は関係ありませんし、やがて児童が育ち関わっていく現実社会には波動以外にも神秘主義のカルト宗教もあればニセ科学・オカルトの商売もたくさんありますから「引っかかる奴」はどのように防ごうとしても引っかかると考えています。
(私が誘われた波動ビジネスに「水からの伝言」の著者 江本勝 氏は直接は関係無いようですが間接的には繋がりがあります。)
しかし、
(1)私は身内から離れて暮らしていて波動ビジネスから常時防ぐ行動は取れない。
(2)私の父母は知人と揉めることを嫌がるので父母任せにはできない。(でも、認知症の祖母の身辺は父母に任せるしかない。)
(3)祖母のそばにいて知人とも付き合いが続く父母が揉め事を嫌がるので知人に直接連絡を取って波動についての否定・批判が難しい。(少なくともタイミングが必要だが離れているのでタイミングがつかみづらい。)
(4)知人自身波動を信じている。
このような事から知人に直接(内側から)ではなく波動を外側から反対する活動を行いながら知人に対してのタイミングを待つ事にしたのです。

ですから、私の活動は社会正義のヒーローぶったものではなく個人的な動機からです。
(もちろん私自身に関わらずとも活動することによって誰かがインチキ商売から被害を防ぐ事ができればなお良い。)
そのような状況の中で小学校の教師が「水からの伝言」を児童に「真実」として教育している事実は私個人にとっては非常に邪魔であり、社会的に考えてもとても馬鹿げている事なのです。
私にとっては複雑な事情の中での最大限可能な「自分や身内を守るための行動」であり、効果が有るかどうかはともかく外側から問題の声を上げることで多くの人に問題を知ってもらい知人に対して包囲網を狭める事なのですが、事情を知らない人の見ようによってはそれを「憂さ晴らし」と捉える事もできるのかもしれませんね。
(知人はある団体の主催者でもあるので批判の声が広がれば周囲から波動のインチキの話が伝わる可能性は一応有る。)
TOSS自体に対してはEMやゲーム脳といったニセ科学のおかしな話も指導書にありますが、私のところでは「波動」についてを中心にしています。
(補足として:現在は知人とは一応の決着はついています。)


> 「先生、余計なことを言う前に、うちの子が勉強できるようにしてくださいよ」
> というのが小学生を子に持つ親の気持ちです。

余計なことというのがまさに「水からの伝言」の事なわけです。
背景に神秘主義を持ったオウム真理教に高学歴者がいたことを知っていますか?
水からの伝言」を児童に伝えるためには「科学には分からない事がある」もしくは「今までの科学ではわからなかったが最近ある研究者(江本勝氏)が発見をした」といったウソを話すことになりますが、それがニセ科学あるいは神秘主義(オカルト)への門を開くことになる余計な事なのです。
受験を中心とした勉強が得意でも神秘主義に囚われて事件を起こす人間に育っては意味が無いでしょう。(危険な可能性があるという意味で)



> 学校の先生がしっかり勉強を教えてくれないというのは、
> 現在、塾に通う子供が多いことを見ても一目瞭然でしょう。

学校の先生や教育委員会文部科学省にその話をしたことがありますか?
もちろん話をしたところで簡単にいくわけでは無いでしょうし、何もならない事が多いでしょうけど不満があるなら直接話をしてみることが大事だと思います。
私も不満を言うだけではダメだと思い、サイトで波動への否定意見を書くだけではなく実際に「水からの伝言」を利用したTOSSの指導書の筆者へ連絡を入れる活動をしました。



> どのサイトを見ても「水からの伝言」に関する批判ばかり。
> このことって、そんなに大きな問題なの?
> そんな批判をしているヒマがあったら、他にやることはないの、先生?
> と、学校の先生に言いたくなるのです。

水からの伝言」は波動ビジネス用の作り話です。
そのビジネスでは100万円を超える金額の商品も売られています。
波動の存在もその商品の効能なども業者が主張するだけで認められていません。
そしてその作り話を「真実」として教育に利用しています。(確定では無くてもまるで真実であるかのように)
問題が無いですか?



> ここでそんなことを書いても仕方のないことですが、
> ブログの内容が不愉快でしたので書かせていただきます。

はて?
どの部分の事か分かりませんが、この「TOSSの人からのメール」の記事の事でしたらこの話は「TOSS関係者は私に関連している話なのに私には出さず別のブログの筆者に連絡を入れている」ということでこちらこそ不愉快で書いたものです。
内容的にはその別のブログの記事への補足の意味があります。
TOSS関係者の取った行動は、私があなたのコメントへの返事を出さずに他の人のブログの筆者に感想のメールを送るようなものですよ。


追記:2006/08/22
まぁ、おおよそ書き逃げなのだろうと思っていましたが、返事が書き込まれて細かい話ができるのかもしれないと少しは期待もありました。
自分の「気分」や「意見」を相手にぶつけるならもう少し詳しく書かないと便所の落書き程度にしか受け取ってもらえないかもしれません。
それはつまらないことでしょう。









── コメント追記(2010年6月15日) ──
はてなの仕様上他サイトからの移転時にコメント・ログを読み込めなかったため。)



TOSS本の著者でもあり、TOSSでは中心的役割を果たしていた現役TOSSSER細川浩道が5年生女児の胸をさわって逮捕される。
事件直後、TOSSサークルはサイトから細川浩道関係のページを密かに消去してその存在を隠蔽。

http://school7.2ch.net/test/read.cgi/edu/1218814008/l50

TOSSER 2008/08/22 4:52 PM







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TOSSERさん、こんばんは。
K2 です。


”TOSSサークルの関係者であること”や”TOSSの実践”が行為に関係してるわけではないですよね。

隠蔽というよりは単純にサークルから除名のような処分になったという事ではないですか?
それを表明する必要があるかどうかは、該当教師のTOSSでの立場や社会的影響力次第でしょうか。

まぁ、よくわからない事が多いのと、TOSSと行為が直接関連してるわけでは無さそうですし、連帯責任を追求するというのは個人的には好きではないのでこの辺りで。

TOSS中央の審査力の弱さや自浄作用を持たない対応のおかしさや、問題点を指摘されても黙り込むTOSSメンバーの態度は大嫌いですけど、別にTOSS ウオッチャーでは無いですし、TOSSの何もかもが問題だとも思っていません。
問題として取り上げるなら基本的には波動絡みの時です。

K2 2008/08/23 1:22 AM