逃れられないイベント 1

4月の終わりにスピリチュアルな人向けのお祭り(?)の「スピコン」(スピリチュアル・コンベンション)があるということで1ヶ月ほど前から気にしていた。

むろん、まったく興味は無いのだが「波動」も関連してることだし一応現状を視察しておくかと思ったのと、ある意味魑魅魍魎並みの世界を垣間見れそうでブログのネタになるかもしれないという期待があった。



モエナイ情熱を燃やすために付箋紙ソフトを使ってPCのデスクトップに予定日を大きく貼り付けておいた。

しかし、「夏までにもう少し脂肪を燃焼!!!」なんて意気込みで水泳などをしてハツラツと健全に燃えていたためか「有りもしない事へ願望や信仰を持つ」ようなインチキくさい炎は消え、気がつくと火種すら残っていなかった。



(・_・ )ノ" ゜ ポイッ



開催日も過ぎたことだし付箋紙を削除。

(定期的に行われているようだから次の予定日を貼り付けておいてもいいかもしれない。もっとも空っぽの意気込みや情熱はまた水泳などに燃えてどんどん健全になっていくだけかもしれない。)



「今を生きている」のに「有る」と言ってる人の話を信じ込んだり、自分の妄想で思い込むぐらいで確認もできないのに「死んだ後を心配して何かにすがるように生きる」ワケのわからない信仰も無いし「超常的なグッズや思想を心の支えにして現実を誤魔化して生きる」格好の悪い考えも興味無いので、美味いラム肉をモリモリ食べたり、ホテルで会食を楽しんだり、美しいビーチで「あははっ、待て〜♪」なんて「誰か」と追いかけっこなどをしていた。

(↑ 一部妄想なので十分格好悪いです。。。)



「イベント」という物を忘れて過ごしていたところへ、毎年のイベントがやってきた。

別にそれに強い興味があるわけではないのだけど、毎年必ず女友達に強引に連れて行かれる。



ペット博2006



もっともこのイベントも正直好きなわけではなく、連れ出されるだけだ。

動物はどれも平均的に好きで子どもの頃から、犬、小鳥、手乗り鶏、ウサギ、ハムスター、熱帯魚、海などどこにも無い家のそばから発見されたヤドカリ などなどいろいろ飼ったことがある。

でも、最近の服を着せた犬や、ベビーカーに乗った犬とかは、ちょっと違うと感じる。

服やベビーカーに利点もいろいろあるとは思うし、家族の一員だろうけど、犬は犬だ。

家の中で靴を履く習慣も無いのに室内犬はどうかな、人間の生活に合わせるために散歩の時犬に靴を履かせたりするのはどうかな、と熱帯魚を飼った時に感じるジレンマに似た気持ちになったりもする。

否定な意見を突き詰めすぎるのも良くないし、ペットを擬人化しすぎるのも良くないかな。

ま〜、そんなこんなだけど連れ出され魂の抜け殻のようにイベント会場をさまよう。





つづく。